「ウシロカラヨメ」といえば?
いつも謎解きに余念がないマニアのみなさま、こんにちは。
IQクリニックです。
さて、謎解き公演に何度も参加していると、「文法」というものがあることが分かってきます。
たとえば小さなナゾから文字を拾っていくと、
「○○シロ」とか
「△△ツクレ」とか。
前者は○○という行為をしろ、後者は△△を作り上げろ、という意味になります。まぁ、読んで字のごとくです。
「ジャンプシロ」と出てきたら、みんなでジャンプしたりするわけですね。
ここで
「ジャンプは分かるが、シロとは何か! 白か!? 城か!? 城をジャンプで飛び越せということか! 無理に決まっているだろう! 何て無理難題を!」
と怒り出す人は、いまだかつて見たことがありません。
やはり「シロ」といえば「しろ(やれ)」という「文法」が成立しているからだと思います。
さてそんな中、おそらく謎解きゲーム史上、もっとも多い「文法」こと、最後の命令形は「ヨメ」だと思います。
実際に謎解きの大半は、紙に文字などで書かれていることが多いため、
「今までの文字をある法則で読め(読み直せ)」とか
「部屋の天井にある文字を読め」とか。
それによって真の答えが見つかったりするわけです。
このパターンがあまりに多いため、「ヨメ」と出てきたら、もうみんな「あぁ、『読め』ね!」と思うわけです。当然です。
ですのでたとえば、
「●ン●ジメヲ●メ」
みたいな感じで出てきて、●の答えがまだ判明していなくても、
「あぁ、『三文字目か四文字目を読め』ってことか!」
というように、大半の謎解きマニアは思います。
こういうのを「メタ解き」と言うようです。
メタとは、ものごとの「全体」を、一歩離れたところから見た状態、というような意味になります。
「メタ視点」とか「メタ思考」などとも言いますね。
さてそんな中、特に頻出すぎる言い方といえば、こちら。
ギャクカラヨメ(逆から読め)
ウシロカラヨメ(後ろから読め)
まさにキングオブキングの出現率です。
しかし。
自分の場合、どんなにその「文法」に慣れても、やはり微妙なイメージを思い描いてしまいます。
もう、お分かりですね。
ギャクカラヨメ、ウシロカラヨメ、で自分の中にズバリ、湧き上がるイメージはこちらです。
後ろから嫁。
………。
もうこれからどんだけイチャイチャが始まるのか。
そしてそれは初夜だけの盛り上がりなのか。
いったいどれくらい続くのか。
想像が尽きません。
………………。
みなさまもこれからの謎解きライフで、この「ウシロカラヨメ」が出たときは、まずはこのイメージを思い出して「フフッ」と一段落ちついた上で、また問題を進めていただければ幸いです。
単に思考のジャマを植え付けただけではないかと思いつつ、読んでくださったことに感謝します。
そしてこちらの謎解き公演、チケット完売続出です!
23日(日)11時の回も新設!
そしてクレジットカードだけでなくコンビニ決済も利用できるようになりました! ぜひ!
人生の謎が解けなくなってしまった方はこちら!
ゆうメンタルクリニック